第4回 「災害時連絡系統について」
前回ご紹介した「災害時の行動について」では、災害が起きた際にホール内にいるスタッフ(私たち委託管理者)の行動を明確にしましたが、同じように重要なのが館内の全職員を含んだ「災害時の連絡系統」です。
多くの公共施設ではホールなどの劇場系施設がいくつか設置されていたり、図書館や会議室・練習室などが併設されている所もあります。そのため、火災や地震などの災害が起こった場合に館内を利用する方全員の安全を確保出来るよう、各ホールで連絡系統図(情報伝達ルートを決めた図)を作成しています。
今回は例として1つの施設内(仮に「RKB会館」という名称にします)での連絡系統図をご紹介します。
<災害発生時における施設内全職員の役割について>
<災害発生における避難誘導までの流れ>
災害が発生すると指揮官が対策本部を設置し、そこを基点に館内の情報を集めます。職員・委託スタッフは事前に決められた場所の状況を確認に行き、指揮官に報告します。連絡方法はPHSやトランシーバーなど各施設で決められた方法で行います。
指揮官は各所の状況が分かり次第、今後の対応を協議して決め、各所に指示を出します。職員・委託スタッフは指揮官からの指示を待ち、状況説明と今後の対応を利用者の方に説明します。避難が必要な場合は、各所の担当者がそのまま避難誘導を行います。必要であれば職員が119番通報なども行います。
以上が簡単な災害時の連絡系統図になっていますが、行動マニュアル同様こちらはあくまで基本的なものとし、各ホールでそれぞれの役割を決めた連絡系統図を作成しています。こちらは行動マニュアルとあわせて、避難訓練でも活用し定期的な情報の見直しをしていきたいと思います。
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