安全管理への取り組み

第2回 「施設の安全対策について」

震災後、至急私たちがやらなければいけなかった事の1つ目が「施設の現状確認と安全対策の提案・実施」でした。

 

私たちが普段働いている劇場・ホールには沢山の機材が棚などに積み上げられていたり、壁に立てかけられています。また重量のある機材などは移動しやすいようキャスターが取り付けられているため、震災以前より機材の置き位置の配慮や落下防止策などを施してきました。しかし残念ながら東日本大震災では落下するものや転倒するものもあり、安全対策の不足を感じました。

 

話し合いでは委託管理しているホールの被害状況を1つずつ確認し、安全対策に不備のあった点は改善点を出し合いました。それをもとにホールへ落下防止や転倒防止の提案を行い、対策を実施していきました。今回は弊社の管理しているホールで行っている対策をご紹介します。

 

 

 

<対策例1>スポットライトの落下防止

 

移動用のスポットライトは各ホールで棚に積み上げて保管しているため、上の写真のように紐やチェーンを使って落下防止を施しています。右側の御蔵入交流館では震災前より対策を行っていましたが、東日本大震災のような大きな地震でもスポットライトは落下・破損などしませんでした。

 

 

<対策例2>舞台備品の落下防止

 

クラシック演奏や吹奏楽などで使う譜面台は高い場所に保管しているので、チェーンを2重にかけています。講演会などで使用するプロジェクターは細いラッシングベルトで固定しています。

 

 

<対策例3>PINスポットライトの転倒防止

 

PINスポットライトは、客席の後方・高い位置に配置されています。通常は「PINルーム」と呼ばれる大きな窓ガラスのある部屋にありますが、ホールによっては部屋は無く客席にむき出しの状態で置いてある場合もあります。ストッパーがついていますが、大きな揺れでも転倒しないよう加えてチェーンやアンカーで対策をしています。

 

 

この他にも保管の仕方で危険のあるものは落下防止・転倒防止などを施しています。これらの対策において難しい点はやりすぎてしまうと機材を使用する際に手間がかかってしまうことです。そのため作業がしにくくならない最大限の対策を施すように心がけています。また、安全対策に関しては現在進行形で進めていますので、今後もその都度対応していきたいと思っています。

安全管理への取り組み

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